日本では弥生時代の遺跡から

発見されている一枚板でできた開き戸が、建具として発見されているもっとも古いものであろう。

古墳時代になると、内開きの開き戸をつけていた軸受を残している埴輪屋(はにわや)が美園遺跡から発見されているほかに、佐味田宝塚古墳出土の家屋文鏡に描かれた竪穴(たてあな)住居や、東大寺山古墳出土の剣の柄(つか)につけられた竪穴住居形の飾りに、突き上げる形式の建具がみられる。

飛鳥(あすか)時代・奈良時代には、住宅、寺院、神社いずれも開き戸が使われていた。

法隆寺金堂では、弥生時代同様に一枚板から軸を削り出した外開きの戸がみられ、この時代まで一枚板から削り出したものが広く使われていたと考えられる。

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